【Linux】テキストエディタVimで文字入力がおかしいとき

Linux
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Linuxでファイルの編集をする際、具体的には、UbuntuのVimを使って文字入力をすると挙動がおかしい場合があります。

今回はそんなときのための記事です。

症状

Vimのおかしな症状の例は、下記があります。

・挿入モードでバックスペースキーを押しても文字が消えない。
・挿入モードから抜けたときに文字が消えてしまう。
・カーソルキー(←、↓、↑、→)で移動をするが、移動の代わりに「D」「B」「A」「C」の文字が入力されてしまう。

などなど…。

OSをインストールした直後に起こる事が多いです。

原因

Vimがおかしい原因は、すでにインストールされているVimは確かにVimではあるのですが、それは「Tiny Vim」や「vim-tiny」と呼ばれるものであり、非常に低機能な状態のVimだからです。

解決方法

Vimのおかしい挙動を解決するには、あらためて高機能なVimをインストールし直します。

現在のvimのバージョンを確認。
$ vim --version
vimを改めてインストールする。
$ sudo apt-get install vim

現在のvimのバージョンを改めて確認。
$ vim --version

「Huge version」となっており、いろいろな機能が含まれた状態のVimがインストールされています。

これで「vi」と実行したら新しくインストールしたvimが起動する様になっています。