前回の記事でWordPressのローカル開発環境を構築しました。
【前回の記事はこちら: ローカルに開発環境を構築 】
今回は続きの記事で、構築済みのWordPress開発環境へ、ファイルをアップロードする方法をまとめました。
※それにはFTPクライアントソフトを使用し、SFTPというプロトコルでアップロードします。今回はローカル開発環境を指定してアップロードしますが、接続先の指定を変えれば、もちろん様々な所へ接続が可能です。
FileZillaのダウンロード/インストール
対象のサーバーと SFTPというプロトコルでファイルをアップロードするには、FTPクライアントソフトが必要です。
FileZillaは、FTPクライアントソフトの種類の一つです。主にLinux環境へのファイル転送で使用されることが多いと思います。
Windows環境へは「WinSCP」が使用されることが多いと思います。
【参考:FileZillaのダウンロードとインストールの方法 はこちら】
FileZillaの操作
FileZillaを起動します。
※FileZillaの画面では、左側はローカルサイト(自分のPC側のファイル一覧)が表示され、右側ではリモートサイト(接続先サーバー側のファイル一覧)が表示されます。
FileZillaに接続先サーバーの情報を入力する
FileZillaを起動したら、上側のクイック接続を使用して、WordPressのローカル開発環境へ接続します。
ホスト:192.168.33.10
ユーザー名:kusanagi
パスワード:(前回、WordPress開発環境の構築時に自分で入力したkusanagiのパスワード)
ポート:22
「クイック接続」ボタンをクリックします。
すると、「このホストを信用して接続を続けますか?」と問われます。「OK」をクリックします。
接続先サーバーにファイルをアップロードする方法
接続が完了すると、リモートサイトが「/home/kusanagi/」に接続します。
ローカルサイトからリモートサイトへファイルをアップロードするときは、対象の階層へ移動しないといけません。
※上図のように例えば、リモートサイト側の「themes」の階層へファイルをアップロードしたい場合は、先に「/home/kusanagi/wptest/DocumentRoot/wp-content/themes」まで開いておきます。
あとはローカル側からリモート側へドラッグアンドドロップすると、対象のファイルがアップロードが出来ます。
自分のPCにファイルをダウンロードする方法
リモートサイトから、ローカルサイトへファイルをダウンロードするときも同様です。
今度は逆にリモート側からローカル側へ、ファイルをドラッグアンドドロップします。