本記事は、Google Search Console(通称:サチコ)で発生する、警告やエラーについての対処方法について調べました。
※修正結果の確認は、以下リンク先のAMPテストにて、リアルタイムでチェック出来ます。
https://search.google.com/test/amp?hl=ja
警告内容「 推奨サイズより大きい画像を指定してください 」
実際に出た警告は、「推奨サイズより大きい画像を指定してください」というメッセージでした。
対処方法「アイキャッチ画像のリサイズ」
「画像」が指しているものとは、WordPressのAMPページの場合、”投稿のアイキャッチ画像”の場合がほとんどのようです。
そして、アイキャッチ画像の推奨サイズは以下のようでした。
- 1200×675ピクセル(16×9)
- 1200×900ピクセル(4×3)
- 1200×1200ピクセル(1×1)
アイキャッチ画像が、このうちのいずれかで作成されていれば、警告は発生しないとの事。
推奨サイズの根拠
その数値の根拠としては、Googleの「検索セントラルページ」の記事の「Article オブジェクト」のAMPページに記載があるようです。
AMPとはモバイルのページ表示を高速化する手法です。 Accelerated Mobile Pagesの頭文字を取ってAMP(アンプ)と呼びます。AMPを利用することにより、読み込みがないかのような速さでページ表示をすることが可能です。
出典「【図解】AMPとは?導入すべき?わかりやすく解説します」より
幅について
幅について、最低サイズの指定はこちらです。
画像の幅は 1,200 ピクセル以上にする必要があります。
出典「記事|検索セントラル|Google Developers」より
高さについて
高さについての記載は、こちらのようです。
アスペクト比が 16×9、4×3、1×1 の高解像度画像(幅と高さをかけて 800,000 ピクセル以上の画像)
出典「記事|検索セントラル|Google Developers」より
上述の「幅」「高さ」をまとめると、アスペクト比(横×縦の比率)」ごとに最小サイズが計算できます。
アスペクト比 | 幅 | 高さ | ピクセル数 |
16×9 | 1,200 | 675 | 810,000 |
4×2 | 1,200 | 900 | 1,080,000 |
1×1 | 1,200 | 1,200 | 1,440,000 |
この最小ピクセル数のサイズをはみ出すサイズでも、警告としては問題ないですが、画像サイズが大きいことはファイルサイズが大きいことを意味します。そのため、通信料が増えて、描画処理も増えるので、最小サイズが無難です。
本来、AMPページではアスペクト比それぞれの画像サイズを準備するもののようです。
Google Search Consoleで「修正を検証」する
検証後に「合格」すると警告が解消されます。
まとめ
今回は、WordPressのAMPページに対し「推奨サイズより大きい画像を指定してください」と警告が出た時の対処法について解説しました。
その中でも、イメージサイズが抑えられる最小の「1200×675」ピクセルがオススメです。
その他エラーに関しての参考URL
AMP HTML タグの属性で指定されたレイアウトが無効です